今日は僕の《最新作》をご紹介したいと思います。
今回の主役は古本。
本は、一度読んでしまうと値段が下がってしまいます。
BOOK・OFFとかに売られる、あれです。
ただ、
どこの誰だか分からない人が読んだ本
と、
SoftBankの孫さんが読んだ本
が同列で扱われて、
同じように値段が下がってしまうのには少し違和感があります。
もっと言っちゃうと、
孫さんが読んで、
孫さんが付箋を貼ったり、
線を引いたり、メモを書いたり、
そういうしるしを入れた本は、
むしろ、定価より高い値段でも手に入れたい人がいるのではないでしょうか?
そして、その人達が欲しているのは、本そのものもそうですが、
「孫さんが何故この本を選んだのか?」
「孫さんがこの本のどこを面白がったか?」
という"孫さんの視点"ではないでしょうか?
僕は、"自分の人生に影響を与える人の視点"には価値があると考えました。
これは、有名・無名関係ありません。
「名も無き男の子が読んで、名も無き男の子が『面白いと思った部分』に"しるし"を入れた本」は、一般的な需要はありませんが、
その男の子に恋い焦がれている女の子にしてみれば、喉から手が出るほど欲しい一冊です。
その男の子の御両親からすると、やっぱり気になる一冊です。
名も無き男の子からすると、"しるし"を入れちゃったし、BOOK・OFFに売りたくても売ることはできません。
しかし、その名も無き男の子の"しるし"が入った本を欲しい人がいます。
ここをマッチングしてみてはどうでしょう?
いよいよ、企画の輪郭が見えてきたかと思います。
今回、
「店主が読んで、店主が"しるし"を入れた世界に一冊だけの本」
を取り扱う古本屋さんの、プラットフォーム(アプリ)をつくってみました。
『しるし書店』です。
『しるし書店』は、誰でも出店することができます。
ルールは、「自分が読んで、気になった部分に自分で自分なりの"しるし"を入れた本だけを取り扱うこと」
『しるし書店』で売るのは「店主の視点」です。
古本に自分なりの付加価値(たとえば付箋を貼るだけでなく、店主の「ここは特に注意して読んでー!」という手書きの手紙を同封したり)を付けて売れることが分かれば、店主は新しい本を買いやすくなります。
本屋さんに足を運びやすくなります。
さらには、売り切れた本を棚に残しておいて、Amazonの商品リンクをアフィリエイトリンクにしておけば、しるし書店の店主の小遣いにもなり、なにより、その本を書いた作家も助かります。
すでに、僕のオンラインサロンでテスト運転をしていて、人によっては、古本が定価よりも高値で売れています。
このサービスによって生まれる職業が一つあります。
それは…
読書屋
(※家にある本を売るのではなく、販売を目的として本を仕入れて売る場合は古物商の許可をとってね。メルカリとかと一緒です)
まもなく、読書だけで生きていく人が出てくると思います。
ホーム画面はこんな感じ↓
ま、こんな感じで『本』との接地面積を増やして、とっとと出版不況を終わらせまーす。
以上、天才からのご報告でしたー。
『しるし書店』始めてみてネ☆
コチラから→『しるし書店』
(※もしかしたら、今、サーバーが集中してるかも)